張 錦龍(チャン ジンローン)

1942年02月17日 -

経歴

1. 台湾にて大学卒業後1965年、横浜国立大学大学工学部化学工学科2年に学士入学、1968年卒業
2. 1968年、横浜国立大学大学院工学研究科修士課程化学工学専攻入学(桐生研究室)、1970年、修了
3. 台湾に帰国後、台湾の台湾プラスチックグループに入社
4. 2005年、同社を退職し、太陽電池製造会社を起業
5. 現在、
  ① 昇陽光電科技公司(Solartech Energy Corp.)社長
  ② 新能光電科技公司(Sunshine PV Corp)会長
  ③ ソーラーテックジャパン株式会社(Solartech Japan Corp.,) 代表取締役社長
  ④ 啓明慈善基金會 會長

業績

張錦龍氏は、台湾の経営の神様といわれた(故)王永慶会長の寵愛、指導および鞭撻を受け、35年間を経て台湾プラスチックグループを台湾最大の企業に成長させた。

続いて、アメリカという全く環境および文化の異なる国に進出し、十数年の努力を経て、同グループをアメリカにおける台湾最大の企業グループへと成長させた。

さらに、中国大陸開放の後、また一歩進め中国大陸へ進出し、極めて厳しい環境の中、長年の労苦を乗り越えて、ついには中国大陸における台湾最大の企業へと成長させることに成功した。

日本ロータリークラブ米山記念奨学金への恩返しとして、啓明慈善基金會を創立し、経済的に恵まれない学生達に学費を助成したり、その他、生活に困窮している老人の方々に生活費を援助したりしている。

2013年9月12に本学に来学され、掛け軸「師恩永在 教澤長滋」が同氏から化学工学教室(現・化学生命系学科化学応用EP)に贈呈された。「師恩永在 教澤長滋」は、「師の恩は長くあり、(その)ゆたかなる教えは、(我々弟子を)長くうるおす」を意味するとのことであり、化学工学教室にとってこの上ない贈り物となった。

張錦龍氏_来学時_20130912

2013年9月12日、本学に来学された時の張錦龍氏
贈呈いただいた掛け軸の前で。

 

図書館内での展示物

張錦龍氏展示


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